たとぅん
自動詞 語釈を整備・話者確認待ちカタカナ: タトゥン アクセント表記: ⸣タトゥン ローマ字: tatung 地域: 鳩間 ✓ かな(底本カナから変換)
意味
立つ。直立する。
底本の語義をすべて見る(5件)
- 立つ。直立する。「見渡しに妹等者立志<たたし>~『万葉集 3299』」の義。
- 新しい月・季節がくる。
- 年月、時間が経過する。
- 発つ。出発する。
- 生活していく。暮らしていく。自活していく。
※ この語釈は底本の記述をもとに要点を平易化したものです。かなは底本のカナ表記から変換しています。最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。
🔈 発音: アクセント表記: ⸣タトゥン / IPA: [⸣tḁtuŋ] / 記号: ⸢上がり核 ⸣下がり核(辞典表記)
用例(11)
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どぅーし たとぅんてぃ うむーんどぅ たたらんば たたし っふぃーり
⸣ドゥーシ ⸣タトゥンティ ウ⸢ムーン⸣ドゥ タ⸢タラン⸣バ タ⸢タ⸣シ ッ⸢ふィーリ
自力<自分>で立とうと思うが、立て<立たれ>ないから、立たせてくれ。
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くなー たてぃ みさんかやー
⸣クナー ⸣タティ ⸣ミサンカヤー
此処に立っていいかねえ。
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たとぅ ぷそー たてー みさむぬ
⸣タトゥ プ⸢ソー⸣ タテー ⸣ミサムヌ
立つ人は立てばいいのに。
残りの用例を見る(8)
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ぱーく たてぃ
⸢パー⸣ク ⸣タティ
早く立て。
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うるずんぬ しきぬ たとぅかー なつぇー しぐ きーす
ウ⸢ルズン⸣ヌ シ⸢キ⸣ヌ ⸣タトゥカー ナ⸢ツェー⸣ シ⸢グ キー⸣ス
ウルズン<初春の季節>がくると、夏はすぐ到来する。
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しきぴにちぬ たとぅ むのー ぱやーん
シ⸢キピニチ⸣ヌ ⸣タトゥ ⸣ムノー パ⸢ヤー⸣ン
月日が経つのは早い。
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あっぱー まーらそーれーらー なんにん たとぅわ
⸣アッパー ⸢マーラソー⸣レーラー ⸢ナン⸣ニン タ⸢トゥ⸣ワ
お祖母さんが亡くなられて何年経ちますか。
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わー なんじな たとぅわ
⸢ワー ナン⸣ジナ タ⸢トゥ⸣ワ
君は何時に出発するか。
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かいぶ とんなー たたらぬ
⸣カイブ ⸣トンナー タ⸢タラ⸣ヌ
こんな所では暮らしていけない。
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まーんなーん たてぃ ぱらりん
マー⸢ン⸣ナーン ⸣タティ パ⸢ラ⸣リン
何処でも生活していける。
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くなー ぱらー たとぅんてぃ うむーぬ たてぃ みさんかやー
⸣クナー ⸣パラー ⸣タトゥンティ ウ⸢ムー⸣ヌ ⸣タティ ⸣ミサンカヤー
此処に柱を立てようと思うが立てて良いかね
※ 用例は底本 TEI 版のとおりです。ひらがなは底本のカナ表記から機械変換したもの、訳は底本の日本語訳です。
出典
- 加治工真市『鳩間方言辞典』(国立国語研究所, 2020)/オンライン版『鳩間方言辞典』(NINJAL NINDA) CC BY-SA 3.0 出典データ
- 加治工真市『鳩間方言辞典』TEI版(編: 中川奈津子, 国立国語研究所, 2021, 第1版) CC BY-SA 4.0 出典データ
本サイトの語彙内容は上記の出典に基づき、 CC BY-SA 4.0 のもとで提供しています (語釈は CC BY-SA 3.0、用例は CC BY-SA 4.0 の出典に由来するため、継承義務の重いほうに合わせています)。 見出しかなの最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。