さん
名詞 語釈を整備・話者確認待ちカタカナ: サン アクセント表記: ⸣サン ローマ字: sang 地域: 鳩間 ✓ かな(底本カナから変換)
意味
まじない<呪い>の標。
底本の語義をすべて見る(2件)
- まじない<呪い>の標。藁やススキの茎の先をとんぼ結び<十字形>に結んだもの。種蒔きした田や畑に挿したり、食べ物を戸外に持ち運ぶ際に添えたりして魔除けとした呪符。⸣シチ[ʃi̥ʧi](節祭り)の時は、それに桑の枝を添えて家の四隅の軒に差した。
- 自己の所有権を示す印。
※ この語釈は底本の記述をもとに要点を平易化したものです。かなは底本のカナ表記から変換しています。最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。
🔈 発音: アクセント表記: ⸣サン / IPA: [⸣saŋ] / 記号: ⸢上がり核 ⸣下がり核(辞典表記)
用例(2)
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まめー まきてぃ ぱたきぬ ふんきるぬ かどーら みーぱん なかー ぺーり さん ゆい たてぃり
⸣マメー ⸣マキティ パ⸢タキ⸣ヌ ⸢フンキル⸣ヌ ⸣カドーラ ⸢ミーパン⸣ ナ⸢カー ペー⸣リ ⸣サン ⸢ユイ⸣ タ⸢ティ⸣リ
豆を蒔いて畑の一切れの角から三歩内入ってサンを立てなさい<立てれ>。
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やまなー きしぇー きーなーや ぱん いりてぃ さんば ゆい しき
ヤ⸢マ⸣ナー ⸣キシェー ⸣キーナー⸣ヤ ⸢パン イリティ サン⸣バ ⸢ユイ⸣ シキ
山で伐った材木には印を入れてサンを結んでおけ
※ 用例は底本 TEI 版のとおりです。ひらがなは底本のカナ表記から機械変換したもの、訳は底本の日本語訳です。
出典
- 加治工真市『鳩間方言辞典』(国立国語研究所, 2020)/オンライン版『鳩間方言辞典』(NINJAL NINDA) CC BY-SA 3.0 出典データ
- 加治工真市『鳩間方言辞典』TEI版(編: 中川奈津子, 国立国語研究所, 2021, 第1版) CC BY-SA 4.0 出典データ
本サイトの語彙内容は上記の出典に基づき、 CC BY-SA 4.0 のもとで提供しています (語釈は CC BY-SA 3.0、用例は CC BY-SA 4.0 の出典に由来するため、継承義務の重いほうに合わせています)。 見出しかなの最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。