んーに
名詞 語釈を整備・話者確認待ちカタカナ: ンーニ アクセント表記: ⸢ンーニ ローマ字: nnni 地域: 鳩間 ✓ かな(底本カナから変換)
意味
胸。胸部。
底本の語義をすべて見る(3件)
- 胸。胸部。⸢ンニ[⸢nni](胸)ともいう。「胸・臆、訓並、牟禰(むね)」『華厳音義私記』の転訛したもの。
- 胸元。襟元。襟首。
- 心。精神。「~朝夕に魂ふれど吾が牟祢伊多之<ムネイタシ>~。万、3767」の転訛したもの。
※ この語釈は底本の記述をもとに要点を平易化したものです。かなは底本のカナ表記から変換しています。最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。
🔈 発音: アクセント表記: ⸢ンーニ / IPA: [⸢ʔnːni] / 記号: ⸢上がり核 ⸣下がり核(辞典表記)
用例(8)
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んーにぬ まいやん
⸢ンーニヌ マイ⸣ヤン
胸が大きい。
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ぱとぅんに
⸣パトゥンニ
鳩胸。
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んーにぬ やむん
⸢ンーニヌ⸣ ヤムン
胸が痛む。
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ぷすぬ んーにうちぇー わからぬ
プ⸢スヌ ンーニウチェー⸣ ワ⸢カラ⸣ヌ
他人の胸中<心の内>は分らない。
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くるびてぃ んーにば うてぃてぃ やかたぶに ぶり しけー
ク⸢ルビティ ンーニバ⸣ ウティティ ヤ⸢カタ⸣ブニ ⸣ブリ ⸣シケー
転んで胸を打って、肋骨を骨折して<折って>ある。
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んーに うさーすん
⸢ンーニ⸣ ウ⸢サースン
襟元を合わせる。
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んーにぬ さきるんけん っふぁぬ くとぅば うむい なき べー
⸢ンーニヌ⸣ サ⸢キ⸣ルンケン ッ⸢ふァヌ⸣ ク⸢トゥ⸣バ ⸣ウムイ ナ⸢キ ベー
心<胸>が張り 裂 サケ けるほど子供のことを思って泣いている。
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びきどぅむぬ くとぅば うむい んーに くがらし べー
ビ⸢キドゥムヌ⸣ ク⸢トゥ⸣バ ⸣ウムイ ⸢ンーニ⸣ ク⸢ガラシ ベー
男のことを思って胸を 焦 コ がしている
※ 用例は底本 TEI 版のとおりです。ひらがなは底本のカナ表記から機械変換したもの、訳は底本の日本語訳です。
出典
- 加治工真市『鳩間方言辞典』(国立国語研究所, 2020)/オンライン版『鳩間方言辞典』(NINJAL NINDA) CC BY-SA 3.0 出典データ
- 加治工真市『鳩間方言辞典』TEI版(編: 中川奈津子, 国立国語研究所, 2021, 第1版) CC BY-SA 4.0 出典データ
本サイトの語彙内容は上記の出典に基づき、 CC BY-SA 4.0 のもとで提供しています (語釈は CC BY-SA 3.0、用例は CC BY-SA 4.0 の出典に由来するため、継承義務の重いほうに合わせています)。 見出しかなの最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。