いしぅかーん
形容詞 語釈を整備・話者確認待ちカタカナ: イシゥカーン アクセント表記: ⸢イシゥ⸣カーン ローマ字: isikaang 地域: 鳩間 ✓ かな(底本カナから変換)
意味
短い。空間的、時間的に少ない。
底本の語義をすべて見る(2件)
- 少ない。数量的に少ない。
- 短い。空間的、時間的に少ない。
※ この語釈は底本の記述をもとに要点を平易化したものです。かなは底本のカナ表記から変換しています。最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。
🔈 発音: アクセント表記: ⸢イシゥ⸣カーン / IPA: [⸢ʔisï̥⸣kaːŋ] / 記号: ⸢上がり核 ⸣下がり核(辞典表記)
用例(23)
-
まーたきなー くばるたんどぅ ばーもー いしぅかーるさー
⸢マータキナー⸣ ク⸢バルタン⸣ドゥ ⸢バー⸣モー ⸢イシゥカー⸣ルサー
同等<同じ量に>に配ったのだが、私のは少ないよ。
-
ゆぬ ぴにち ぱたらくたぬ ばー てぃまー わーら いしぅかーる
ユ⸢ヌ⸣ ピ⸢ニ⸣チ パ⸢タラクタヌ⸣ バー ⸣ティマー ⸢ワー⸣ラ ⸢イシゥカー⸣ル
同じ日数働いたが私の賃金<手間賃>は君より少ない。
-
いしぅかー なーぬ
⸢イシゥカー ナー⸣ヌ
少なくない。
残りの用例を見る(20)
-
しんだい いしぅかー なるん
⸢シンダイ イシゥ⸣カー ⸣ナルン
次第に少なくなる。
-
いしぅかー くとー なーぬ
⸢イシゥ⸣カー ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
少ないことはない。
-
ばー もー わー もーら いしぅかーんだ いしぅかーなーん むぬ っふぃーり
⸢バー⸣ モー ⸢ワー⸣ モーラ ⸢イシゥ⸣カーンダ ⸢イシゥカーナーン⸣ ムヌ ッ⸢ふィーリ
私のものは君のものより少ないから、少なくないものを呉れ。
-
しんだい いしぅかー なるん
⸢シンダイ イシゥ⸣カー ⸣ナルン
次第に少なくなる。
-
ばー みじぇー わー もーら いしぅかーる
⸣バー ミ⸢ジェー ワー⸣ モーラ ⸢イシゥカー⸣ル
私の水は君のものより少ない。
-
ぬーる いしぅかー ごーらーてー あざんどーし まーたきなー ばきば
⸢ヌー⸣ル ⸢イシゥ⸣カー ⸢ゴー⸣ラーテー ア⸢ザンドー⸣シ ⸢マータキナー⸣ バキバ
どれ<何>が多い、少ないと言わないで、同等に<真丈ずつ>分けなさい。
-
いしぅかー なーぬ
⸢イシゥカー ナー⸣ヌ
短くない。少なくない。
-
いしぅかー なるん
⸢イシゥ⸣カー ⸣ナルン
短くなる。少なくなる。
-
いしぅかーぬ ばきららぬ
⸢イシゥカー⸣ヌ バ⸢キララ⸣ヌ
短くて、少なくて、分けられない。
-
いしぅかー くとー なーぬ
⸢イシゥ⸣カー ⸣クトー ⸢ナー⸣ヌ
短い、少ない、ことはない。
-
いしぅかーかー してぃり
⸢イシゥ⸣カーカー シ⸢ティリ
短<少>ければ捨てろ。
-
いしぅかー くとー なーぬ
⸢イシゥ⸣カー クトー ⸢ナー⸣ヌ
少ないことは無い。
-
いしぅかーかー してぃば
⸢イシゥ⸣カーカー シ⸢ティ⸣バ
少なかったら捨てなさいよ。
-
くぬ きんぬ たけー いしぅかーりば んべーま なーなーし ぬい っふぃーりば
ク⸢ヌ キン⸣ヌ ⸣タケー ⸢イシゥカー⸣リバ ン⸢ベーマ⸣ ナー⸢ナー⸣シ ⸣ヌイ ッ⸢ふィーリ⸣バ
この着物の丈<長さ>は短いから、少し長く縫ってくれよ。
-
うれーらん くりる いしぅかー
ウ⸢レー⸣ラン ク⸢リル ⸢イシゥ⸣カー
それよりもこれが短い<短くぞある>。
-
しなー ぬーる いしぅかーわ
⸣シナー ⸢ヌー⸣ル ⸢イシゥ⸣カーワ
綱はどれが短いか。
-
いしぅかーん ながーん なーぬ そーんどぅ まーたき
⸢イシゥ⸣カーン ナ⸢ガー⸣ン ⸢ナー⸣ヌ ソー⸢ンドゥ マータキ
短くも長くもない。丁度同じ長さだ。
-
たむのー いしぅかまーし きしば
タ⸢ム⸣ノー ⸢イシゥカマー⸣シ ⸣キシバ
薪は短く切りなさい
-
くぬ なーや いしぅかーんだ しぅかーらぬ
ク⸢ヌ ナー⸣ヤ ⸢イシゥ⸣カーンダ シゥ⸢カーラヌ
この縄は短いので使えない。
-
くぬ なーや かぬ なーらん いしぅかーる
ク⸢ヌ ナー⸣ヤ カ⸢ヌ⸣ ナーラン ⸢イシゥカー⸣ル
この縄はあの縄よりも短い
※ 用例は底本 TEI 版のとおりです。ひらがなは底本のカナ表記から機械変換したもの、訳は底本の日本語訳です。
出典
- 加治工真市『鳩間方言辞典』(国立国語研究所, 2020)/オンライン版『鳩間方言辞典』(NINJAL NINDA) CC BY-SA 3.0 出典データ
- 加治工真市『鳩間方言辞典』TEI版(編: 中川奈津子, 国立国語研究所, 2021, 第1版) CC BY-SA 4.0 出典データ
本サイトの語彙内容は上記の出典に基づき、 CC BY-SA 4.0 のもとで提供しています (語釈は CC BY-SA 3.0、用例は CC BY-SA 4.0 の出典に由来するため、継承義務の重いほうに合わせています)。 見出しかなの最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。