ばた
名詞 語釈を整備・話者確認待ちカタカナ: バタ アクセント表記: ⸣バタ ローマ字: bata 地域: 鳩間 ✓ かな(底本カナから変換)
意味
腹。
底本の語義をすべて見る(5件)
- 腹。「鱁、魚乃和太<うをのわた>」『新撰字鏡』の義。
- はらわた(腸)。臓物。内臓。
- なかご。瓜類の内部にある、種を含んだ柔らかい部分。
- 布団の中身の綿。餅の餡。
- 心。
※ この語釈は底本の記述をもとに要点を平易化したものです。かなは底本のカナ表記から変換しています。最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。
🔈 発音: アクセント表記: ⸣バタ / IPA: [⸣bata] / 記号: ⸢上がり核 ⸣下がり核(辞典表記)
用例(9)
-
ばたぬ やむん
バ⸢タ⸣ヌ ⸣ヤムン
お腹が痛い<病む>。
-
おーぬ ばた
⸢オー⸣ヌ ⸣バタ
豚の腸。
-
かつぬ ばたがらす
カ⸢ツヌ⸣ バ⸢タガラ⸣ス
カツオの内臓の塩辛。
残りの用例を見る(6)
-
いずぬ ばた とぅり
イ⸢ズヌ⸣ バタ ⸣トゥリ
魚の腸を取れ。
-
ごーやーぬ ばたー とぅりてぃ いらきば
⸢ゴーヤー⸣ヌ ⸣バター ⸣トゥリティ イ⸢ラ⸣キバ
にがうり<苦瓜>の中子を取り去って炒めなさい。
-
うずぬ ばた くみるん
ウ⸢ズ⸣ヌ ⸣バタ ク⸢ミ⸣ルン
布団の中身の綿を籠める。
-
ぷすぬ ばたうちぇー わからぬ
プ⸢スヌ⸣ バ⸢タ⸣ウチェー ワ⸢カラ⸣ヌ
他人の内心は分からないものだ。
-
ばたー むいぶんどぅ うしだまり べー
⸣バター ⸢ムイブンドゥ⸣ ウ⸢シダマリ ベー
腹は煮えたぎっているが、押し黙っている。
-
うぬ ぷそー いつばた やろーる
ウ⸢ヌ⸣ プ⸢ソー⸣ イツバタ ヤ⸢ロー⸣ル
あの人は心の美しい方<絹の 腸 ハラワタ 。絹の心>でいらっしゃる
※ 用例は底本 TEI 版のとおりです。ひらがなは底本のカナ表記から機械変換したもの、訳は底本の日本語訳です。
出典
- 加治工真市『鳩間方言辞典』(国立国語研究所, 2020)/オンライン版『鳩間方言辞典』(NINJAL NINDA) CC BY-SA 3.0 出典データ
- 加治工真市『鳩間方言辞典』TEI版(編: 中川奈津子, 国立国語研究所, 2021, 第1版) CC BY-SA 4.0 出典データ
本サイトの語彙内容は上記の出典に基づき、 CC BY-SA 4.0 のもとで提供しています (語釈は CC BY-SA 3.0、用例は CC BY-SA 4.0 の出典に由来するため、継承義務の重いほうに合わせています)。 見出しかなの最終確認は話者・研究者の監修を経て「確定」とします。